2025.07.01

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【TOEFL®スピーキング】子どもに必要な「話す力」を伸ばす方法

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子どもに必要な「話す力」

「英語を話せるようになってほしい」
「TOEFL®のスピーキングって何から始めればいいの?」

お子さまの英語教育を考える保護者の方にとって、「英語で話す力」=スピーキング力の育成は、気になるテーマの一つではないでしょうか。

特に、TOEFL Primary®TOEFL Junior®など、小中学生でも受験できるTOEFL®シリーズが注目される中で、「話す力を育てるにはどうしたらいいか?」というご相談も増えています。

この記事では、TOEFL®スピーキングの概要から、子どもに合った練習法まで、わかりやすくご紹介します。


【目次】

  • TOEFL®におけるスピーキングセクションとは?
  • 小中学生に必要なスピーキング力とは?
  • TOEFL®スピーキングに効果的な学習法
  • まとめ

 

TOEFL®におけるスピーキングとは?

TOEFL®と聞くと、主に「読む・聞く」の印象が強いかもしれませんが、話す力(スピーキング)も非常に重要です。TOEFL®には年齢や目的に応じた種類があり、それぞれスピーキングに対するアプローチも異なります。

TOEFL iBT®のスピーキングセクション

高校生以上を対象とするTOEFL iBT®には、スピーキングセクションがしっかりと設けられています。実際の出題では、以下のような力が問われます。
・自分の意見を英語で伝える
・聞いた情報をもとに話す
・読んだ内容と聞いた内容をまとめて話す
上記のようなアカデミックな場面でも通用する「実践的な発話力」が求められます。

TOEFL Junior® Speaking

TOEFL Junior® Speakingは、CEFR ※A2~B2レベルのスピーキング能力を世界基準で測定する、TOEFL®ファミリー中級レベルのテストです。こちらでは、以下のようなタスクが出題されます。
※英語をはじめとした外国語の習熟度や運用能力を、同一の基準で評価する国際標準

・Read Aloud(音読)
・Picture Narration(絵の説明)
・簡単な依頼や指示をする
・Listen-Speak ― Class/School Activity(聞く・話す─/ 学校での活動)
・Listen-Speak ― Academic Talk(聞く・話す ― 学校の授業)

TOEFL Primary® Speaking

TOEFL Primary® Speakingは、CEFR CEFR A1未満~B1レベルのスピーキング能力を世界基準で測定する、TOEFL®ファミリー初級レベルのテストです。こちらでは、以下のようなタスクが出題されます。

・日常生活に関連する状況について口頭でコミュニケーションする
・感情や心境に関して表現する
・簡単な依頼や指示をする
・人や物、動物、場所、動きを描写する
・簡単な出来事を説明する

難しい文法や語彙を使う必要はありませんが、英語で「自分の言葉を使って表現する力」が求められます。

テストのサンプルはこちら(画像・音声)


小中学生に必要なスピーキング力とは?

年齢に応じ求められるレベルは異なる

英語で話す力は、年齢とともに徐々に育てていくものです。たとえば、小学生なら、短いフレーズで気持ちや行動を伝える力、中学生になると、自分の意見や考えを文で話す力が求められるようになります。
どの段階でも大切なのは、「完璧な英語で話すこと」ではなく、自分の思っていることを英語で伝えようとする姿勢です。

スピーキング力の土台は「聞く・読む」から

いきなり英語で話すのは難しい…と思うかもしれません。でも実は、話す力の基礎は「聞く力」と「読む力」から育ちます。
英語の音や表現にたくさん触れ、意味を理解できるようになることで、「こう言えばいいんだ」という感覚が自然と身についていきます。


TOEFL®スピーキングに効果的な学習法

お子さまのスピーキング力を育てるには、日々の小さな積み重ねがとても大切です。ここでは、TOEFL®スピーキングに向けた実践的な学習法を3つご紹介します。

音読・シャドーイングで発音とリズムを身につける

スピーキングの第一歩は、「正しく聞いて、正しくまねる」ことから。音読やシャドーイングは、英語の音に慣れながら自然と発音やリズムが身につく効果的なトレーニングです。

・音読:短い文章を何度も声に出して読むことで、口が英語に慣れていきます。

・シャドーイング:音声を聞きながら、その少し後を追って話す練習。英語のスピード感やイントネーションが自然と身につきます。

最初は1文だけでも問題ありません。お気に入りの絵本や英語動画を使うと、楽しく続けやすくなります。

 

日常的に英語で話す機会をつくる(親子・先生との対話)

スピーキング力は、「実際に話してみる」ことでぐんぐん伸びていきます。家庭では、親子でのちょっとしたやりとりを英語にするのも効果的です。
例えば…

「What do you want for dinner?(夕ごはん何がいい?)」

「Let’s go out!(お出かけしよう!)」

「How was school today?(今日の学校どうだった?)」

無理に長く話そうとせず、短いやりとりを毎日くり返すことがポイントです。また、学校や塾の先生と英語での会話練習をするのも、自信につながります。

 

スピーキングアプリ・録音練習で自分の声を客観視

最近では、子どもでも使いやすいスピーキング専用のアプリや音声録音ツールが増えています。録音して自分の英語を聞くことで、

・発音が正しくできているか

・文のつなげ方はスムーズか

・どの部分が言いづらいか

などを客観的に振り返ることができます。

おすすめの活用方法:

・1日1文、自分の英語を録音して聞き返す

・絵を見て1分間スピーキングする練習をする

・スピーキング練習アプリで「英語で応答する力」を養う

自分の成長が“耳でわかる”と、英語を話すのがもっと楽しくなります。


スピーキング力は日々の積み重ねから

TOEFL®のスピーキングと聞くと、難しそうに感じるかもしれません。ですが、話す力は特別なものではなく、日常の中で少しずつ育てていけるものです。
お子さまの年齢に合った方法で、「聞く・読む・話す」のサイクルをつくり、英語を「自分の言葉」にしていくことが、TOEFL Primary®/TOEFL Junior®や将来のTOEFL iBT®に向けた大きな一歩になります。焦らず、楽しく、コツコツと。スピーキング力は、毎日の小さな積み重ねが未来の力になるのです。

 


 

TOEFL Primary® / TOEFL Junior®は、お子さまの英語力をやさしく見える化できるテストです。 小学生・中学生・高校生の今だからこそ、未来への第一歩を踏み出してみませんか? 

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