TOEFL Primary®
英語を使いこなせる能力を測ることに向いています
英語は今後ますますグローバル・コミュニケーションの場で、 必要な道具となっていきます。 そのため、いかに英語を効果的に使 いこなせるかが求められます。 TOEFL Primary® でも、 その方向性が示されていると思います。児童はグローバル人材として、 様々 な言語文化背景を持つ人たちと協働しながら、 英語でコミュニケーションを取って問題解決にあたる基礎を作る必要があるのです。
入試やテストで高得点を取ることを目指す英語の授業ではなく、 本当に英語のコミュニケーション能力を伸ばす授業が今後ますます求められます。 児童が21世紀を生き抜く 「生きる力」を身に付けるためにも、 英語教育における各校種間のスムーズな連携が一層必要です。

国際教養大学
教授
町田 智久
今までにない英語学習のきっかけとなるテストです
英語に興味のある子どもに TOEFL Primary® の受験を薦めることはいい方法です。 受験すると決めた子どもは、 自主的に家庭で過 去問題に挑戦したりして結果的に学習機会を増やすことになります。 また、 学校の図書館に、 英語の絵本や簡単な読み物、 Picture Dictionary等 (いずれも音声CD付きが望ましい) を蔵書に加え、 貸し出し可能にするなど、子ども達に今までにない英語との接し方を提供することもいい方法です。 すべて、 教師の働きかけが子どもを変えるきっかけとなります。

和歌山県橋本市立
隅田小学校 講師
英語専科
梅本 龍多
テストの結果次第で授業で取り扱う内容も変わってくるでしょう
TOEFL Primary ® は、 テストの結果がスケールスコアとして出てきます。 このスコアはCEFRとも対応しているほか、 それぞれのスコア ごとに、 次のステップを目指すためのアドバイスが設定されています。 そのアドバイスや指導を個々の生徒が受けることによって個別最適な学習の方法を指導者が提示できます。 また各教室における学習者の実態を把握することで、 授業において焦点化するポイント や、次のステップのために学習者が受けるべき指導や行うべき活動の姿がよりはっきりと見えてくると思われます。

京都教育大学附属
京都小中学校英語科 主任
三省堂クラウンジュニア
編集協力委員
今西竜也