2025.11.03

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「中学生留学」「高校生留学」を成功させるには?語学力の準備とTOEFL Junior®の活用法

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「うちの子、いつから“留学の準備”を始めればいい?」

——そんな保護者の声を受けて、今回は中学生・高校生の留学準備を、最新トレンドと実践的な英語学習のアプローチから解説します。

 

 なぜ今「中学生留学」「高校生留学」が注目されているのか?

 

官民協働の留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」の最新発表では、若者の留学を応援する機運が確実に高まる一方で、費用や地域格差といった課題も浮き彫りになっています。

さらに、文部科学省は第2ステージとして高校生支援を拡充し、2033年までに留学生50万人を目指す方針を示すなど、“中高年代から海外へ”の後押しが広がっています。

こうした流れを受け、教育現場や企業もサポートを強化しており、KUMON(公文教育研究会)も協賛企業として「トビタテ!」を継続的に支援し、学習面から若者の海外挑戦を後押ししています。

 

円安や物価高の影響を受けながらも、留学の価値を評価する声は増え続けています。

費用や地域差という現実的な課題への認識も進んでいますが、自治体主導の支援や地域拠点の整備、学校プログラムの拡充によって、

地方でも留学の機会は着実に広がり、応募の裾野が広がっていることを今一度押さえておきましょう。

 

高校・大学での海外進学を見据えた早期準備

トビタテ!の第2ステージでは高校段階の支援を拡充し、海外経験を将来の進学につなぐ方針が明確です。

中学〜高校の数年単位で、「読む・聞く・書く・話す」を段階的に育てる計画的学習が、のちの志望校出願や交換留学の選択肢を広げています。

 

自立心・国際感覚・語学力が一気に育つ

最新の意識調査では、留学経験者ほど変化に前向きで将来への自信が高いという傾向が示されています。

英語で学ぶ・生活する環境は、語学に加えて課題解決力、協働力、感受性まで育てます。

 

中高一貫校などでも「短期留学」プログラムが増加中

またトビタテ!では、福島県、石川県、静岡県、滋賀県、高知県など、自治体の拠点形成支援事業等によって、応募の裾野が広がり、倍率が安定しつつ機会が増えているトレンドが紹介されています。

参加者は私立校だけではなく、公立校からの参加の復調も見え、夏季の短期派遣はより身近になっています。

 

留学前に必要な英語力とは?

 もちろん「留学=日常会話ができる」だけでは、現地校の授業を理解し、課題に取り組み、意見を述べるには十分とは言えません。

必要なのは“学校で学ぶための英語”=アカデミック英語の運用力です。留学に必要な英語力のポイント3点を確認してみましょう。

 

1)授業を「聞き取る・理解する」リスニング力

講義・ディスカッション・アナウンスなどを要点把握→意図推測→次の行動予測までできる耳に。英語は米・英・豪など多様なアクセントに触れることが大切です。

こうした幅広い音声経験が、現地での授業や生活をスムーズにする鍵になります。

 

2)ノートテイキング・エッセイ力などのアウトプット力

授業を理解したらノートテイキング→要約→パラフレーズ(言い換え)→短い論述へ。

中学段階から段落構成や根拠づけ(evidence)の練習を進めると、渡航後の課題提出や口頭発表にも強くなります。

 

3)日常英会話だけでは足りない「アカデミック英語」

自然科学・社会科学・人文・芸術などの題材を読み聞きし、図表・ポスター・新聞記事を正確に解釈する経験を積みましょう。

語彙は日常語+学術語の二層で準備するのがポイントです。

 

TOEFL Junior® Standardで留学前の実力をチェック!

留学前に現在の語学力を測定し、留学後の語学力を比較することで留学の成果を示すことが一番の効果を感じることができます。

そこでCEFR基準を測定できるテストの一つが、中学生・高校生向けのTOEFL® Young Students Seriesの中核であるTOEFL Junior® Standardです。

リスニング/文法・語彙/リーディング各42問・全126問、約115分、各セクション200–300点(合計600–900点)という世界基準のスコアで可視化できます。

 

国際的に信頼されるスコア → 海外学校にも提出可能

TOEFL Junior®は、世界各地の英語教育プログラムやインターナショナルスクールでクラス分け・到達度確認等に活用されています。

交換留学の受入や学内配置の参考資料として受け付けるプログラムもあり、客観的な英語運用力の証跡になります。

 

自分の強み・弱みを数値で把握できる

セクション別スコアに加え、CEFR連動のディスクリプターと学習アドバイスが提示されるため、「次に何を伸ばすべきか」が具体化します。

Lexile®指標で適正難度の英書を選ぶことができるため、“読む力”を継続的に強化できるのも大きな利点です。

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参考)もしTOEFL Junior® Standardがまだ難しそうだと感じる場合は、その一歩手前のレベルを測れるTOEFL Primary®がおすすめです。

小学生〜中学生向けに設計されており、リスニング・リーディングを中心に、英語の基礎力を国際基準で確認できます。

段階的に力を伸ばすことで、TOEFL Junior® Standardへのステップアップもスムーズになります。

 

短期留学・長期留学、タイプ別の準備法

 

しかし同じ「留学」といっても、短期と長期を一括りにするのは少々乱暴です。

必要な英語力の“重心”は異なるため、準備の優先順位をタイプ別に整理して確認してみましょう。

 

短期:英語でのやり取り・文化対応力が重視される

 

・即応的な聞く・話す:アナウンス→指示理解→行動、短い対話での意図把握。

・文化適応の言語スキル:依頼・断り・同意・反問など、ソフトスキルの英語表現。

・アクセント耐性:米英豪などの音声に慣れ、リダクション/リエゾンの聞き取りを鍛える。

 

こうした力は、毎日の短時間練習で積み重ねることが可能です。サンプル音源を使い、要点メモ→復唱→応答練習の3ステップを習慣化しましょう。

 

長期:科目授業に対応できる語彙力・読解力が必要

 

・専門的な語彙力の強化:理科・社会・人文系の授業でよく使われる語彙を、分野別に整理した語彙ノートで身につける。

精読と要約の習慣化

段落の主題をつかみ、重要な情報や因果関係を整理して、要約する力を育てる。

 

読書レベルの意識づけ

自分に合った難しさの英文を選び、毎日20分読む習慣をつける。

 

 

こうした積み重ねが、教科書系の文章や課題対応力を確実に高めます。

 

どちらも「自分の考えを伝える力」が大切

 

・パラフレーズ/言い換え力

・根拠提示+反論処理(授業発言・ミニレポートの基本)

・ショートエッセイ/口頭要約(60〜90秒スピーチ)

 

Listening→Note→Speak/Writeの“複合型”練習を取り入れると、現地での授業や課題対応力が大きく伸びます。

 

参考) 3か月で“留学に耐える”英語運用力をつくるロードマップ

  1. Week 1–4|耳と語彙の土台づくり
    • 毎朝10分:ニュース見出し音声→要点3行メモ。
    • 語彙ノート:分野別に20語/週(例:生物・歴史・統計)。例文は自作で。
    • リスニング多様化:米・英・豪のアクセント(教材・ポッドキャスト)に均等配分。
  2. Week 5–8|読解×要約のルーティン化
    • Lexile®に合った英文を毎日20分+段落要約1本。
    • 図表読解(グラフ・表・ポスター)を週2回。見出し→要点→インサイトを1分で述べる練習。
  3. Week 9–12|アウトプット統合
    • ミニエッセイ(150–200語)週2本:主張→理由2点→具体例→結論。
    • 60秒スピーチ週3本:授業トピックを選び、ノート→口頭要約。
    • 模擬テスト:TOEFL Junior®のセクション別練習で弱点洗い出し。

 

保護者が“いま”できるサポートとは?

  • 学習の“見える化”:スコア、CEFR、Lexile®、既読量、語彙増加数を週次ダッシュボードで管理。
  • 費用・地域差への備え:自治体や学校の募集情報を定期チェック。拠点形成支援事業など地域枠の動向にも注目を。
  • メンタル面の伴走:小さな達成(要約が1分で言えた、語彙ノートが続いた)を“成果”として共有。留学は英語力+自己効力感の両輪です。

 

まとめ|中学生・高校生の留学成功は“語学準備”がカギ!まずはTOEFL Junior®で現状把握を

 

  • 機運は明らかに上向き:若者の留学を応援する空気は広がり、自治体拠点や学校プログラムの整備も進展。一方で費用・地域差の課題は残るため、早い段階から“準備力”で差を埋めるのが現実的です。
  • 求められるのは“学ぶ英語”:日常会話だけでなく、授業理解・要約・意見表明までのアカデミック運用力が必須。TOEFL Junior® Standardなら、この力を世界基準のスコア(CEFR連動+Lexile®)で見える化し、学習計画に直結できます。
  • 次の一歩は“受けて知る”:スコアで弱点と伸びしろが分かれば、出発までの数か月が“戦略的な学習期間”に変わります。

 

次の一歩は「今の実力を知ること」まずはTOEFL Junior® Standard のテスト日程をチェックして、最適な受験日を押さえてみましょう。

最新スケジュールと申込情報はこちら

TOEFL Junior® Standard | テスト日程 

 

参考リンク(本文内で引用)

※記事中の各データ・制度等は公開情報に基づき記述しています。募集期・申込方法は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。