2026.05.27

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TOEFL Juniorを適切な指導の指針に|ぐんま国際アカデミー(『英語教育』転載)

 

 

ご協力:ぐんま国際アカデミー 本田藍先生
※本記事は『英語教育』2021年5月号(大修館書店)掲載の広告記事の転載で、内容は掲載当時のものです。原文はこちら

ぐんま国際アカデミー(群馬県太田市)は教育課程特例校として,英語イマージョンプログラムによる小中高一貫教育を行っています。2011年には国際バカロレア(IB)校にも認定されました。同校の中高等部の本田藍先生に,英語教育の方針やTOEFL Junior®の活用についてオンライン取材の形式でうかがいました(2021年1月,『英語教育』編集部)。

—ぐんま国際アカデミーの教育方針はどのようなものですか?
本校は校訓として知性・創造・品格を掲げ,日々変化する国際社会の中でリーダーとして必要な知識や能力を兼ね備えた国際人の育成を教育目標としています。
その手法として,日本人教員と様々な国からの外国人ネイティブ教員による英語イマージョン教育を行っています。英語で様々なことを学びながら,日本人としてのアイデンティティを確立させ,世界の多様な文化に触れる中で国際理解を図ることにも力を注ぎ,世界のあらゆる分野で活躍できる人材の育成を目指しています。

—イマージョン教育の英語の授業はどのように行われていますか?
初等部(小学校)では国語と社会を除く全科目の7割の授業を英語で行っています。外国人教員が英語で各教科を教えるのに加えて,体育や図工なども日本人教員が英語で授業をしています。

—国際バカロレア(IB)の課程はどのように設置されていますか?
高校2年生から,国内進学コースとIBコースに分かれています。IBコースでは,「日本語」という科目以外はネイティブが使用する教科書を使い,学習内容を英語で学びます。最終的にはIBのディプロマ取得を目指すコースになっています。
初等部のころから,英語でのプレゼンテーションやディスカッションを授業に取り入れているので,生徒は高等部のIBコースに比較的スムーズに移行できています。

—英語科での指導にはどのような特徴がありますか?
ネイティブが教えていることもあり,日本人が国語を学ぶような感覚で,英語で英語を学んでいます。
その際,多読やディスカッション,プレゼンテーションを行ったり,言葉を分析するなど,生徒が主体的に生きた英語,使える英語を学んでいきます。
私自身が受けてきた教育は日本語を英語に訳すような授業が中心でしたが,そこから一旦離れて,生徒がどうしたら英語に興味を持ちながら,かつ自分で考えながら英語を勉強したくなるだろうと考えて授業を行っています。
外国人の先生方は,アクティブラーニングなどのさまざまな指導のアイディアを持っているので参考にしています。

—TOEFL Junior®はどのように活用されていますか?
本校では中学校1年生から高校1年生まで英語のレベルごとにクラス分けして授業を行っています。その際,TOEFL Junior®のスコアをクラス分けの指標としています。
2年前まではTOEFL ITP®を受けさせていたのですが,昨年度からTOEFL Junior®に切り替えました。TOEFL Junior®はCEFRのA2からB2レベルに対応しているため,生徒の英語力を反映しやすく,クラス分けの情報として有益です。高成績をとる生徒が増え,生徒の自信にもつながっています。
年度最後に受験するので1年間の学びを測る指標にもなり,より上のクラスを目指す生徒の動機づけになっています。保護者に対してもクラス分けの客観的で公平性のある指標を示すのに役立っています。

—大学入学共通テストなど入試も変化しつつありますが,そのような観点でTOEFL Junior®を導入しているメリットとは何でしょうか?
リスニングについてはイマージョン教育を受けてきた本校の生徒が最も得意とするところなので,40分間のTOEFL Junior®のリスニングにもかなり対応できています。また,大学入学共通テストでもリスニングの比率が高まっているので,このことはアドバンテージになると考えています。
リーディングについても読ませる分量が増えていますが,一語一句訳すのではなく,大意がとれて必要な情報が探せるというのは大学生や社会人になっても求められる能力だと思います。
本校では,理科や数学などの英語での授業で情報を探しながら聴くなど,英語をツールとして使えるようになる勉強法を行っているので有利に働く面があると思います。

—御校のカリキュラムは生徒の姿勢にどのように影響していますか?
本校ではイマージョン教育とアクティブラーニングを行っている影響もあり,様々な課外活動を行っている生徒がとても多いです。
中学生では「コミュニティープロジェクト」といって,自分のコミュニティーのニーズを調査して,外部の人とやり取りしながら必要なアクションを起こしていく活動を行っています。
また,文部科学省が海外留学を支援するトビタテ!留学JAPANプログラムへの参加も積極的で,年間数名の生徒が参加しています。今年度はコロナ禍の影響で中止となっていますが,海外の学術的な国際大会に出場してアジア,世界ラウンドに進出している生徒なども輩出しています。
常日頃から外国人の先生と触れ合って様々な国の情報を得ており,先生がポジティブな声掛けで生徒を励ますことによってチャレンジ精神が培われている面があります。授業でも人前でのプレゼンテーションなどの機会が多いので,いざという時に底力を発揮できるところがあるようです。学校外での積極的な活動などを今後も続けていってほしいです。

 

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