2025.06.25

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TOEFL Primary®やTOEFL Junior®スコアの見方・目安・評価基準とは?

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英語学習中の生徒と講師

 

「TOEFL®のスコアって、何点取れたらいいの?」

「子どもがTOEFL Primary®やTOEFL Junior®を受ける予定だけど、どう評価されるのかよくわからない」

TOEFL®は、世界中の教育機関で採用されている英語力評価テストで、そのスコアは国際的に認められる指標です。ただし、TOEFL®には年齢や学習段階に応じて複数の種類があり、それぞれスコアの仕組みや評価方法も異なります。

この記事では、TOEFL®スコアの見方や目安、評価基準をTOEFL Primary®・TOEFL Junior®・TOEFL iBT®3つに分けてわかりやすく解説します。


【目次】

  • TOEFL®スコアとは?試験別に異なる評価システムを解説
  • TOEFL iBT®のスコア仕組みと評価ポイント
  • TOEFL Junior®のスコアとは?中高生向けの英語力判定
  • TOEFL Primary®のスコアとは?小学生向けの習熟度チェック
  • 年齢・目的別に見るTOEFL®スコアの活用場面
  • まとめ

TOEFL®スコアとは?試験別に異なる評価システムを解説

TOEFL®のスコアは、英語力を「読む・聞く・話す・書く」などの技能別に数値化し、学習者の実力を世界共通の基準で示す仕組みです。その種類ごとにスコア評価方法が異なります。

テストごとのスコア評価方法

TOEFL Primary® 各セクション115〜130スコア帯(CEFR準拠)
Step1:合計218点、Step2:230点
リスニング・リーディング 英語学習の初級段階における成長を客観的に評価できるテスト
TOEFL Junior® 各セクション300点(合計900点) リスニング、リーディング、文法・語彙 英語運用能力を測るTOEFL®ファミリー中級段階のテスト
TOEFL iBT® 各技能30点×4技能=120点満点 読む・聞く・話す・書く(4技能) 大学や大学院への留学を目指す方を対象とする高度なテスト

※スピーキング、ライティングが求められるテストもあります。

 

TOEFLスコアは、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に準拠しているため、英検・IELTSなど他の英語テストとも比較可能です。

 

他の英語テストとの比較

TOEFL Primary®
Step1:Reading102点、Listenig102点、合計204点~
Step2:Reading104点、Listenig104点、合計208点~
<CEFRレベル>
A1〜A2
<IELTS(参考)>
TOEFL Junior® 740~ <CEFRレベル>
B1
<IELTS(参考)>
TOEFL iBT® 80~ <CEFRレベル>
B2~C1
<IELTS(参考)>
6.5~7.0
TOEFL iBT® 100~ <CEFRレベル>
C1~C2
<IELTS(参考)>
7.5~8.5

 

※各試験の内容や目的が異なるため、参考値としてご活用ください。

 

TOEFL iBT®のスコア仕組みと評価ポイント

TOEFL iBT®は、アメリカ・カナダなどの大学や大学院留学で主に使用されるアカデミック英語力テストです。

 

スコア構成:4技能×各30点=120点満点

Reading:英文読解力

Listening:講義・会話の理解力

Speaking:意見表現・応答力

Writing:要約力・論述力

 

目安となるスコア水準

80点:一般的な海外大学の出願基準

100点以上:難関大学・英語講義の理解に必要

110点以上:高度な学術環境での学習に対応可能

 

スコアが求められる代表的な大学例(2025年現在)

ハーバード大学:100点以上推奨

カリフォルニア大学バークレー校:80点以上

トロント大学:89点以上

※点数はあくまで目安であり、保証するものではありません。

 


TOEFL Primary®のスコアとは?小学生向けの習熟度チェック

 

TOEFL Primary®は、英語学習の初期段階における「聞く力」「読む力」をやさしく評価するテストです。

TOEFL Primary®には、Step1とStep2の2つのレベルがあります。

・Step 1:英語学習を始めた人向け
・Step 2:英語で多少のコミュニケーションができる人向け

 

Step 1 初級 <スコアレンジ>
Reading:100~109
Listening:100~109
合計:218
<CEFRとの対応>
CEFR A1未満~A2
Step 2 中級 <スコアレンジ>
Reading:100~109
Listening:100~109
合計:230
<CEFRとの対応>
CEFR A1未満~B1

※選択肢形式のテストで、お子さまの習熟度に合わせて受験できます。

 

リスニング・リーディングごとに詳細な評価指標があります。

・それぞれのセクションで独立したスコアレポートが提供
・どのスキルが伸びているか、保護者や教師も把握しやすい
・「何が得意で、どこに課題があるか」が一目でわかる構成

 

TOEFL Primary®は、下記のような理由から、家庭学習や指導にも役立つ内容だと言えます。

・スコアは学習到達度の目安として使える
・目標設定や復習ポイントの明確化がしやすい
・「英語って楽しい」という成功体験のきっかけに

 


年齢・目的別に見るTOEFL®スコアの活用場面

TOEFL®スコアは、受験だけでなく、進学・留学・学習設計に幅広く活用できます。

 

留学・進学・奨学金申請での活用

TOEFL iBT®スコア:大学出願、ビザ取得条件、英語講義の理解力証明

TOEFL Junior®スコア:中学・高校の短期/長期留学の参考資料に

TOEFL Primary®スコア:国際的カリキュラムの適応判断など

 

子どもの将来設計とスコアの使い方

英語学習の「現在地」として活用

習熟度に応じた教材選定・コース決定の指標に

将来的なTOEFL iBT®へのステップアップ計画にも

 

英語学習モチベーション維持への効果

自分の成長が数値で「見える」ことで、やる気につながる

毎回のスコアアップが達成感と継続の原動力に

「英語が得意!」という自信を持つきっかけに


TOEFL®スコアを正しく理解して、英語学習の指針にしよう

TOEFL®スコアは、英語力を客観的に示す世界基準の指標です。ただし、スコアだけがすべてではありません。今どの力が育っていて、これから何を伸ばせばよいのかを知るための“学習の地図”として活用することが重要です。

TOEFL Primary®やTOEFL Junior®は、無理なく自然に英語力を育てながら、「できる」を少しずつ実感できるテストです。スコアを味方にしながら、お子さまの英語学習を長く、楽しく、確かなものにしていきましょう。


 

TOEFL Primary® / TOEFL Junior®は、お子さまの英語力をやさしく見える化できるテストです。小学生・中学生・高校生の今だからこそ、未来への第一歩を踏み出してみませんか?

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